「おいしさの法則」を学びました!

「学ぶ力」を育むこま塾。その土台になるのは、豊かな経験・遊びだと考えています。
そうした経験・遊びに特化したコンテンツをご提供していきたいという思いで、この夏、3つの教室をご用意しています。
その第一弾として、7月27日に料理教室を開催しました!

講師はキッチンニジノハシの石橋直樹さん。
直樹さんは食べる体験をデザインする料理人です。
レシピに頼りすぎず、冷蔵庫やスーパーで見た素材を自分や家族の体調、気分で料理する「手料理」ができるようになる料理教室を主宰しています。
レシピは全く教えないのに、レシピが無限になる、という不思議な教室です。

今回は、味付けの技術がその日から上がる「おいしさの法則入門ワークショップ」を小さな子供達にも分かりやすくアレンジしてくださいました。

説明を聞く子供達 photo byキッチンニジノハシ

「<おいしさのもと>と<しょっぱい味>は仲良しなんだよ!」
基本を教わったら、早速チャレンジ。かつお節とお醤油の量を調整しながらダシをとり、自分にとっての「おいしさ」をつくっていきます。
煮切ったみりんも入れるとあら不思議、いつもは買っているそうめんのつゆができちゃいました!

計量スプーンに頼らず、自分の感覚と舌を信じて味を作っていく photo byキッチンニジノハシ
味見の様子。「人から言われたことではなく、自分で感じた<おいしい・好き>を大切に」 photo byキッチンニジノハシ

後半は、畑で採れた野菜と秩父のお漬物「しゃくし菜漬け」を刻んで、「きりざい」という新潟の郷土料理をアレンジしたつけだれを作ります。
包丁の使い方を教わり、真剣な眼差しで切っていく子供達。3歳児も、最後まで集中して千切りをしていました。

刻んだ野菜を塩揉みして「きりざい」を作る photo byキッチンニジノハシ

「<おいしさのもと>と<しょっぱい味>は仲良しなんだよ」と教わるだけでなく、自ら経験して体で学ぶことで身に付いていくし、何より楽しいのだなぁと、子供達の様子を見て実感しました。
私の子供も参加しましたが、料理教室のあと「そうめんのつゆ作る!おいしさのもと(かつお節)ちょうだい!」と何度も復習しています。

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