こま塾に通うR君(小5)の夏休みの自由研究が、飯能市で入選し博物館に展示されました。(その後、塾でも展示させてもらいました)
今回は、その内容についてご紹介したいと思います。
研究テーマは「家の前の名栗川河原の植物調査」
自宅の前に流れる川を見ていて、「あれ、引っ越してきた3年前と植物の様子が変わってる。なぜだろう?」と思ったことが研究のきっかけだそうです。
そこから、近所の人へのヒアリング、図鑑や本でのリサーチ、専門家へのヒアリングを実施し、自分なりに疑問への答えを導き出していました。
大人顔負けの研究手法もさることながら、目の前の自然を見て「あれ、なぜだろう?」と疑問を抱いた感性に私は感心しました。
誰でも3歳の頃は「なぜ?なぜ?」と頭の中が好奇心でいっぱいです。
その「なぜ?」を持ち続け、自分なりに探究し続けるために必要なもの。それは、時間と空間の余裕だと感じています。
つまり、自然の中でたっぷり過ごすこと。
ノーベル賞の受賞者は、驚くほど「田舎育ち」が多いそうです。誰もまだ分かっていないことに疑問を持ち、たっぷり時間をかけて研究する気質は、たしかに田舎で育まれやすい気がします。
R君も、いつも川で遊んでいて、今回の「なぜ?」に行き当たりました。遊びは学び。学びは遊び。
R君、いつまでも探究心を持ち続けてね!(いつかノーベル賞とったら講演会に来てね!)