稲の刈り方と勉強のやり方

10月中旬の週末に、塾長家族は実家の稲刈りに行ってきました。
一輪車(作物運ぶやつ)に乗って運んでもらう子供達を見て、そういえば自分も小さい頃乗せてもらうの好きだったなぁと、世代が一回りしたんだなぁと、しみじみしました。
この田んぼは、何代こういう光景を見てきたのでしょうか。ありがたいことです。

姉が私を呼んで、「ひろき、鎌で稲刈ってみ」と突然の指令。何だろうと思いつつ、シャッシャッと刈ると、「やっぱり!」と言う姉。
曰く、我々はばあちゃんから小さい頃に鎌の使い方を教わったから無意識に刈れてしまうとのこと。
そんなバカな、鎌なんて誰でも使えるでしょ、と思って我々の配偶者たちが刈るところを見ると、、
「じょーり、じょーり(歯切れが悪い)」
「ぐいーっ(なかなか切れない)」

ほんとだ!!幼小体験ってすごい。。
「鎌は小さく軽くシャッシャッと刈るのがコツだよ」と伝授すると、大人も子供も上達して、みな気持ちよく刈れるようになりました。

それで思い出したのが、サッカー。
私は小さい頃からボールを蹴るのが苦手で、サッカーは嫌いでした。
ところが、高校生のとき体育の先生がボールの蹴り方を教えてくれて、「ボールってつま先じゃなくて脚の側面で蹴るんだ!!」とやっと知ったのです。
それから、思ったところにボールを蹴れるようになり、体育の授業(サッカー)が楽しみになったのでした。

勉強にも、そういう「やり方のコツ」は色々とあります。
例えば、間違った問題を消しゴムで消してしまう子はとっても多いのですが、赤鉛筆で直してメモまで書くと、どこで間違えて何を学んだかが残る。
意外とこういうの、誰もちゃんと教えてくれなかったりするんですよね。
教科書の使い方もそう。教科書とノートをちゃんと使えれば、勉強はできるようにできています。

塾生たちが一生懸命勉強して、時折「そうだったのか!!」と表情が変わる。
そんな姿を目の前で見られる幸せを日々感じています。

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