こま塾 第一回 味噌作り!

こま塾に通い始めてくれている塾生、ご家族と、味噌作りをしました!
3月21日(春分の日)と3月26日の2日間、総勢17名で計32kg分、モリモリと仕込みました。

まずは事前準備。

道具を洗って乾かします。ほとんどが借り物・頂き物。ありがたい。
大豆を前日に洗って浸水し、朝6時から煮ます。かまど初挑戦でしたが、いつも薪で風呂を焚いているので難なくクリア。

10時になりました。皆集合して、味噌作りスタートです!
まずウォーミングアップとして、2分半で味噌作りの流れを学べる「手前みそのうた」を流して踊ります(主に塾長が)。

味噌のつくり方はとってもシンプル。こうじ、塩、大豆を混ぜて半年ちょっと発酵させるだけ。
こうじは米や麦にこうじ菌(食べられるカビ)を生やしたものです。味噌作りでは米こうじのみを使うことが多いですが、こま塾では米こうじ、麦こうじをミックスして作ります。
(塾長の出身地である山梨で、貴重な米を節約するために行われてきた作り方。コクも出て美味しい!)

こうじと塩を計量して、混ぜます(塩切りこうじ)。
茹でた大豆をつぶします。味噌切り機(ミンサー)をクルクル回すと大豆がムニューっと出てきて大興奮!
ご家庭で作る際は大豆をビニール袋に入れて足で踏めばOK!
塩切りこうじと大豆をよく混ぜて、団子を作って樽にエイッ!
半年ちょっと寝かせて、秋から食べられます。今回、奮発して憧れの木樽を買ってしまいました。美味しくなーれ。

私(塾長)の原体験として、小さい頃に家族皆で味噌を仕込んだのが楽しくて、今思うと色々な学びもありました。(当時は祖母が庭にかまどを出して大豆を煮ていました)
大人になって結婚し子供ができてからは、東京のマンションで気合で仕込んでいました。

今回、塾で味噌を仕込むにあたり、地域の方々がかまど、大鍋などの道具類を快く貸してくださいました。当日も味噌作りベテランのおばあちゃんが手伝いに来てくれました。(ケーキまで焼いて来てくれて、、美味しかった。。。)
また、私の地元の味噌蔵(五味醤油さん)が味噌切り機を「使ってないから使って」と気前よく下さいました。
(実は、五味醤油さんには昨年末、味噌・こうじ作りの短期研修をさせて頂きました。そのお話もゆくゆく)

こま塾は4月から正式オープンします。
人は経験・人・本から学ぶ。経験(≒遊び)と学びをつなげていくことがこま塾のテーマです。
味噌のように、皆でワイワイ仕込みつつ、結果が出るまで信じて待つ時間を大切にしていきます。
通ってくれる皆さん、地域の皆さん、応援してくれる友人・家族に感謝しつつ、歩んでいきたいと思います。

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