いつかの夢物語

私には、こま塾を立ち上げたときから、塾生の中からいつかこんな人が出てくれたらいいなというひそかな夢が3つあります。

①ノーベル賞
とにかく塾生達には、自然豊かなこの田舎から、一度は広い世界に出てほしいと願っています。
学問を好きになった子は世界で学びを究めてほしい。ノーベル賞をとってくれたら最高ですね。
実は、これまでのノーベル賞受賞者の多くが田舎出身で、特に自然科学分野では圧倒的多数だそうです。確かに、今まで世界で誰も知らなかったことをじっくり研究するような資質は、ゆとりある時間と空間(自然)の中で育まれる気がします。
ありがたいことに、現在の塾生十数名のうち、学者になりたいという子が3人もいます。うち1人は鳥、1人は魚を研究したいそうです。心ゆくままに探究を続けていって欲しいと願っています。

②飲食店
2つ目の夢は、元塾生が開いたお店で飲むことです。
どこかで修行して帰ってきた子がお店を開くとなったら当然通ってしまいますし、ニーズがあればお手伝い(バイト)なんかもしてみたいです。(役に立つかなぁ)
飲食店だけでなく、車や建築など色々な分野のプロになった元塾生達に仕事を頼めたら幸せです。

③こま塾の先生
最後の夢は、元塾生がこま塾の先生になってくれることです。
ここまで実現したら、その先生に塾を任せて、世界や地元で活躍する元塾生達を眺めつつ、飲み歩いて暮らしたいです。
その日まで頑張るぞー!

と、ここまで書いて、実はこれって私の父がほぼ実現している姿なのかも、と気付きました。
私の父は元中学教師で、地元を歩いているとあちらこちらで教え子達から声をかけられます。
そうか、私も「先生」になりたかったのか。今更のようなずっと分かっていたような、不思議な感慨を抱いた日曜日の朝でした。

>>こま塾の育てたい塾生像や、そのための方針などについてはこちらをご参照ください

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