春の野に出でて若菜つむ

3月になり、福寿草や梅の花が咲き、春の喜びを感じています。
年を重ねるごとに花を好きになるものの、やはりまだ私は「花より団子」。食べられるもの大好きです。
そう、今年も畑にふきのとうが顔を出しました。やったー。
この喜びを塾生達と共有したい!ということで、3月10日に塾でふきのとう探しをしました。

こま塾の基本的な流れは、
①計算や音読でウォーミングアップ
②自習
③学習ゲーム
なので、今回は①百人一首の音読、②自習、③ふきのとう探し、としました。

百人一首は春の和歌を3首選びました。その中の一首がこちら。

『君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ(光孝天皇)』

天皇自ら、愛しい人のために春の若菜を摘む。頂いた方はどんな気持ちだったでしょうか。
塾生達も、ご家族のために見事、ふきのとうを摘めました。
この体験を通じ、千年以上前の和歌を少し身近に感じてもらえたなら嬉しいですし、そんな「大人の狙い」に関係なく純粋に楽しんでもらえたならそれが一番です。

これからも、遊び(経験)と学びをつなげる仕掛けを色々と考えていきたいと思います。
(こま塾が選ぶ、ふきのとう おすすめの食べ方ベスト3はこちら!)

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