マンガ家さんに会いに

こま塾ではよく、四コママンガを描きます。
「えっ、四コママンガ!?」とあなどるなかれ。
四コママンガを描くためには、出来事を時系列のイメージとして再構築する力が必要で、右脳も左脳もバランスよく鍛えられます。
つまり、学力向上にうってつけのツールなのです。

しかし困ったことに、私はマンガは読む専門で描くのはまるっきりの素人。どう指導したものか、、
ということで、都内在住の頃ご近所だったマンガ家さんに教えを乞うてきました。

食を旅するイラストレーター/マンガ家、織田博子さん。
世界家庭料理の旅」をはじめとして、現地の空気感あふれるマンガを描かれています。
三児の母でもあり、子育てマンガ「ブタ、母になる」は「分かる分かる~」と思わず微笑んでしまう作品(リンク先から無料で読めます!)

織田さん曰く、

  • 四コマも長いマンガも、基本は「起承転結」
    (なるほど~!)
  • 描くときは、「起承転結」どこから描いてもよい
    「転」から始めるとドラマチックになる
    (「鬼滅の刃」の冒頭、流血した妹を背負った炭治郎が「なんでこんなことになったんだ」と言うシーンがこれか!)
  • 絵の出来は指導しなくてよい
    (よかった!)

織田さんは他にも、起承転結の具体的なチェックポイントや、おすすめのマンガ技術本(『ジョジョ』の荒木先生の本。傑作でした!)などなど、たっぷりと教えてくださいました。

また、四コママンガ用のノート(枠だけあるもの)が、意外とビジネスマン向けに売れたという話も。企画書などのアイデア帳として使われるそうです。
織田さんも私も脱サラ組なので、「確かにプレゼンの資料って四コママンガ的に作りますよね!」と、サラリーマン時代を振り返りつつ盛り上がりました。

織田さん、ありがとうございました!

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